Pクレジットカード現金化会社の経済的状況

クレジットカード現金化会社は母体の大手銀行を中心とする、銀行系クレジットカード現金化会社である。業界の最大手であり、近年別のクレジットカード 現金化会社を子会社に吸収合併したばかりである。
 09年度末までの経営成績を見てみると、売上高の大きな落ち込みこそないものの、営業利益・経常利益・純利益の全てが大幅な赤字を産出している。P社は2年前に今年度の赤字の3倍の規模の損失を計上しており、この2度の大きな損失で、これまで社内に留保されていた利益剰余金を食いつぶした形になっている。今年度の実績を詳細を見ていくと、貸付金の残高が10%減り、改正貸金業法のあおりも受けて、利息収入は19%も減少している。が、同社はこれに対し費用の圧縮と貸倒関連費や利息返還繰入額の減少という形で対応しており、何とか黒字は確保できそうだ。
 ひるがえって財務の状況を見ていくと、自己資本比率の低さと有利子負債の額の大きさが目に付く。利益剰余金よりも2桁大きい額の有利子負債をP企業は背負っている。その結果、当然、キャッシュフロー計算書の財務キャッシュフローは営業キャッシュを上回る額で社外に流出している。負債を整理しない限り、この傾向は続くだろう。

クレジットカード現金化


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